オフィス移転。
店舗オープン。
社長就任。
そんな“おめでたい日”に届く、たくさんのお祝い花。
入口にずらりと並んだ胡蝶蘭やスタンド花を見ると、
「すごい!」
「華やか!」
「めっちゃ映えてる!」
たしかに、その瞬間は特別感があります。
写真を撮れば豪華でSNS映えもする。
来客の方からも、
「立派ですね!」と言われる。
でも実はその裏で、現場ではこんな声も…
「これ、どこ置く…?」
「え、まだ届くの?!」
「これから誰が水やるん?」
そう、祝い花は“映える”。
でもその裏では、想像以上に“代償”が発生していることもあるんです。
入口は「映える」。でも現場は困る
祝い花が届くと、その対応するのは誰でしょうか。
多くの場合、それは社長ではありません。
受付。
総務。
事務スタッフ。
そして、“気づいた人”。
当日は配送業者さんが次々に来て、
「どちらに置きますか?」
と聞かれる。
でも、入口はすでにいっぱい。
「とりあえず奥へ…」
「いや、そこだと見えへん」
「通路ふさがってる💦」
そんな会話をしながら、重たい胡蝶蘭を何度も移動。
しかも、胡蝶蘭やスタンド花って意外と大きい。
数鉢なら綺麗。
でも20鉢、30鉢・・・と並ぶと、一気に“祝い花ゾーン”になります。
・空間を圧迫する
・通路が通りにくい
・掃除しづらい
つまり、“映え”と引き換えに、現場の動線はかなり悪化していくんです。
「映える花」の裏で、地味に増える仕事
祝い花って、届いた瞬間がゴールじゃありません。
そこから始まるのが、“静かな業務追加”。
・水やり
・落ちた花びらの掃除
・並べ直し
・業務終了後は中へ移動
など、“誰かがやらないといけない仕事”が発生します。
でも通常、祝い花担当なんていません。
だから始まるのが、
「誰か気づいた人がやる」
状態。
「今日、水やった?」
「花びら落ちてるから掃除しとくわ」
「共有スペースに飾ってたら、管理会社から注意きてる💦」
しかも1個1個は小さい作業だから、“問題”として認識されにくいんです。
でも現場からすると、
「今これやらなあかんのに…💦」
と、本来やるべき仕事が止まる。
つまり祝い花って、
“映え”の裏では“地味な負担”を増やしていることもあるんです。
一番重いのは、「最後」
そして、実は一番大変なのは最後です。
数週間後。少しずつ花が枯れ始める。
入口に置いておくには見た目が悪い。
でも、すぐ捨てるのも気が引ける。
「せっかく贈っていただいたのに…」
そう思うからこそ、なかなか処分しづらい🥺
結果、来客からは見えない場所へ移動。
最後は
・花
・茎
・土
・鉢
を分別して処分。
これ、実際やったことある人なら分かると思うんですが、かなり大変です💦
しかも、“ありがたいお祝い”だから文句も言いづらいし。
だから現場では「嬉しいけど、大変…」という気持ちが、静かに積み重なっていくんです。
お祝いを否定したいわけじゃない
ここ、大事なんですが。
別に、「祝い花なんていらない!」と言いたいわけではありません。
お祝いの気持ちは、本当に嬉しいものです。
でも今、受け取る側の企業では、
「お気持ちはありがたく受け取りたい。でも、現場が困らない形にできないかな?」
と考える会社が増えています。
例えば最近では、お祝い花を受け取る代わりに
・空気清浄機
・コーヒーメーカー
・オフィス家具や家電
・社員みんなで使える備品
など、“長く残る、長く使えるお祝い”を選べるようなサービスもあります。
これなら、
・置き場所に困らない
・管理負担が少ない
・処分が不要
・現場も嬉しい
というメリットがあります。
「映えること」だけではなく、“受け取る側も本当に嬉しいこと”
が、これからのお祝いでは大切になっていくのかもしれません。
「映え」の裏側、そろそろ考えてもいいかもしれない
祝い花は、たしかに華やかです。
でもその裏には、現場の小さな負担や見えない苦労もあります。
だからこそ今、「豪華に見えること」よりも、“気持ちよく受け取れること”
を大切にする企業が、少しずつ増えています。
祝福の気持ちを、より大切に、長く持続できる✨
そんな新しいお祝い文化が、これからもっと広がっていくのかもしれません🥰

